メルマガ バックナンバー

2024年10月1日

■【はじめに】どこ見てんのよー

いくつかの政党の代表が変わりました。そして、日本の新しいリーダーが誕生したわけですが・・・。 子供のころ、学級委員長を選ぶときには、クラスのリーダーとして誰が相応しいか、とまじめに考えたものです。頭が良くて正義感があって裏表がなくて信頼できる人に票を入れました。
「あの人が級長になったら、私が陰で糸を引けるわ」とか、「あの子が級長になる方が、ボクはいろいろ動きやすいぞ」なんてことは考えもしなかったし、「君に一票入れるから、僕に給食委員長をやらせてくれよ」というカケヒキなんかもしませんでした。

ワイドショーでは、政治ジャーナリストさんが、当然のように、誰がどういう思惑で、どんな駆け引きをしているかなどと説明しながら、票の読み比べをしていました。そういうものなのでしょうか。
国民の方を向いている政治家は、日本の将来を本気で考えている政治家は、果たしているのでしょうか?


■【今月のトピック】インドネシア発のコーヒーショップ

コーヒーのチェーン店と言えば、アメリカ発祥のスターバックスやタリーズをはじめ、日本生まれのドトール、プロント、コメダなど、たくさんありますよね。そんな中、インドネシア発祥のコーヒーチェーンも、数年前に日本に上陸しています。「kopikalyan(コピカリアン)」というお店で、インドネシア国外に初出店した店舗が東京の原宿にあります。原宿と言っても、若者でごった返している竹下通りや表参道からは少し外れた裏通りにあるので、私でも入りやすいのが嬉しいです。

内装はシンプルで、清潔感のある落ち着いた雰囲気。さほど広くはなく、席数も少ないですが、店員さんの目が行き届くレイアウトです。マンデリンやガヨなど、インドネシア産のコーヒー豆をストレートやブレンドでオーダーできるほか、ジャムウやタマリンドジュース、ブラスなど、インドネシア特有のドリンクもあります。トーストやサンドイッチ、サラダなどの軽食も、具材やソースにインドネシアらしさが表れています。 詳しくは、こちらのページを見てくださいね!
https://www.toko-plumeria.jp/hpgen/HPB/entries/165.html

ところで、「コーヒーの2050年問題」ってご存じでしょうか? 地球温暖化による気温・湿度・降雨量の変化が原因で、コーヒーの生産地が減ってしまうのですって。さらに、天候不順により生育状態がよくなかったり、病気が発生したりして、従来の生産方法では豆の生産量や品質が保てないのだそう。このままでは、コーヒー農園の維持管理コストが増大し、生産者の減少に拍車が掛かって、ますます生産量が減り、2050年ごろにはコーヒーが気軽に飲めなくなってしまうかも、ということなのです。
コーヒーは、高価な飲み物になってしまうのでしょうか。コーヒーの価格上昇を抑えようとすると、そのしわ寄せは生産者にいってしまいますから、ある程度の価格上昇は覚悟しないといけないでしょうね。

一方、日本国内でコーヒーを生産する動きが広がっているそうですね。国産コーヒー豆は、現時点では価格が非常に高いそうですが、将来的には手軽に飲めるくらいまでになってくれると嬉しいですね。
我が家にも1本だけコーヒーの木があります。もちろん、観葉植物としての小さな木ですが。でもいつかコーヒー豆を収穫できるようになったらいいなぁと、夢を膨らませています。

  • 2025.03.30
  • 22:39

2024年9月1日

■【はじめに】困った・・・

台風10号はまだ日本列島に居座っているようですが、皆様、ご無事でしょうか。広い範囲に大量の雨を降らせながらノロノロ、ジグザグと日本列島を縦断するなんて、ほんとに困ったものです。今回のような台風が、今後は多くなっていくのでしょうか。台風の進路をそらしたり、勢力を弱めるような技術が開発されると良いですね。

ところで、ここ2週間ほど、私はお米が買えなくて困っています。毎日スーパーに行ってお米の棚を覗くのですが、ずっと空っぽです。国民が皆、備蓄に走るととたんに米が流通不足になるという事実に、ちょっとびっくりしました。 もうすぐ新米が出回るとのことですが、値段は1.5倍になるそうで、困りますね・・・。


■【今月のトピック】ガルーダ宮殿

8月17日はインドネシアの独立記念日です。今年の独立記念式典は、新首都ヌサンタラで行われ、新首都での最初の行事となりました。

ヌサンタラの大統領府は「ガルーダ宮殿」と呼ばれています。ガルーダとは、ヒンドゥー教の神「ヴィシュヌ」が乗る、鷲に似た霊鳥です。インドネシアの国章でもあり、インドネシアの国営航空会社の名前にもなっています。
「ガルーダ宮殿」のデザインは、バリ島の著名な彫刻家ニョマン・ヌアルタ氏によるものだそうです。神の鳥「ガルーダ」が翼を広げてヌサンタラを守っているかのようなその姿を、ぜひこちらからご覧ください。
https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20240818-OYT1I50081/

記念式典の様子が載っているサイトを探したところ、日経アジアのサイトに比較的詳しく載っていたのでご紹介しますね。(日経アジアの購読は有料ですが、途中までは無料で読めると思います。)記事の途中に動画があるのですが、これが臨場感たっぷりでなかなか興味深いのです。ヌサンタラの建築現場の様子や、街の様子、ガルーダ宮殿の全景などを4分余りで眺めることができます。動画には音声がありますので、再生するときにはご配慮くださいね。また、有料購読を勧めるバナーが表示されるかもしれませんが、うっかり「OK」しないよう、ご注意くださいませ。
https://asia.nikkei.com/Politics/Indonesia-holds-first-Independence-Day-event-in-new-capital

動画に、3両編成のバスみたいなものが映っていますが、これは、ART(Automatic Rail Transit)と呼ばれる自動走行車両です。新首都で働く人たちの足として重宝されそうですね。これは中国のメーカーが導入したものです。
また、空飛ぶタクシーも2030年に運行を開始する目標で、既に試験飛行も行われているそうです。こちらは韓国の企業が参画しています。 もちろん日本からもNECがエネルギーや防災技術関連で首都建設に参加しています。

それにしても、インフラ設備の最先端っぷりが半端ないですね。何もないところにゼロから作ったからこそできることなのでしょうね。日本の行き詰まり状態と比べると、インドネシアの方が一足飛びに先に行ってしまったような感じがします。
古代遺跡のようにも見えるガルーダ宮殿と、最先端のインフラ設備とのミスマッチ感も、ヌサンタラの魅力の一つかもしれません。

  • 2025.03.11
  • 11:45

2024年8月1日

■【はじめに】炎上も怖くない!?

パリ五輪での日本選手の活躍ぶり、素晴らしいですね。ティーンエイジャーの選手が狙い澄ましたようにメダルを獲得していく様子は、呆気に取られてしまいます。金メダルが確実と思われていた選手がまさかの敗退に帰する場面もありましたが、その後のインタビューでは気丈な姿を見せていました。 それにしても、みなメディア慣れしているといいますか、競技中のみならず、インタビュー中も落ち着いていて、コメントもとても立派で、舌を巻くばかりです。
何かとすぐ炎上する世の中ですから、気も使うだろうなぁと思ったりもするのですが、いやいやさすがは世界最高峰で戦っている人たち、メンタルも強そうですね。外野でつまらない批判をしたり、「炎上」だとか言って煽っている人たちなど、モノともしていないように見えます。


■【今月のトピック】バリヒンドゥー

「国民の9割がイスラム教徒であるインドネシアにおいて、バリ島の住民だけは大半がヒンドゥー教を信仰しています。なぜかと言いますと・・・ 16世紀に、それまでインドネシアで栄えていたヒンドゥー教国「マジャパヒト王国」がイスラム教の勢力によって滅ぼされ、その後はイスラム教が広まったのですが、マジャパヒトの王族・貴族がバリ島に逃れてヒンドゥーの教えを守ってきた、と言われています。

インドから伝わったヒンドゥー教が、土着の宗教と融合してバリ独特の宗教になっているため、バリヒンドゥーと呼ばれています。仏教や神道の考え方と共通したところも多く、我々日本人にも理解しやすいのではないかと思います。私自身は無宗教ですが、バリヒンドゥーの考え方には興味を惹かれます。今日はそのバリヒンドゥーについて少しご紹介させていただきますね。 記念すべき(?)100通目のメルマガなので、少々長めに語っちゃいますが、お付き合いくださいませ。

●三大神
インド発祥のヒンドゥー教は多神教で、世界創造の神「ブラフマー」、生命を維持する神「ヴィシュヌ」、破壊の神「シヴァ」の三大神を筆頭に置いています。
バリヒンドゥーもこの三大神を置いていますが、表向きは一神教ということになっています。なぜかと言いますと、インドネシアが独立するときに制定した憲法に、「国民は一神教を信仰する」と謳われていたためです。憲法に適うよう、いわば苦肉の策として「サン・ヒャン・ウィディ」という唯一神を置いたのだそうです。そして、三大神は「サン・ヒャン・ウィディ」の化身である、ということにしています。

創造、維持、破壊。三大神のつかさどる役割のうち、私が興味を持ったポイントの1つが「破壊」です。この世のすべてのものは永遠ではなく、いつかは破壊される。破壊がなければ再生もされない。破壊は、次なる創造を生み出すためのアクションである。創造、維持、破壊のサイクルで世の中は回っている・・・。
破壊は勇気がいるけれども、大事なプロセスなのですね。

●そのほかのたくさんの神様
バリヒンドゥーでは、三大神以外にも、地域ごとの土着神や家系の祖霊、および自然界やさまざまな物体に宿る霊魂がいると考えられています。そのあたりは、日本人の感覚にも似ている気がしますね。ピンチのときはご先祖様に手を合わせたり、学問の神様や縁結びの神様を拝んだり、初詣は近所のお寺で済ませたり・・・。
日本人の、この仏教と神道がごちゃまぜになっているところは、バリ人にも共通しているような気がします。でも、バリ人の方が、より信心深いといいますか、宗教が日々の生活に溶け込んでいるように思われます。 バリの人々は、毎朝いろいろなところにチャナンをお供えしながらお祈りをします。チャナンとは、葉っぱで作られた小さなカゴに花や果物やお菓子をのせたもので、火を点けた線香を添え、聖水をふりかけて、お供えします。家の祭壇、出入口、道端の石像、砂浜、車の中、など、いたるところにチャナンが供えられています。
チャナンの写真は こちら

そのほか、満月の日には正装して寺院を参拝したり、先祖の霊をお迎えする日本のお盆のような儀式もあって、常に神様の存在を意識しているように感じます。

●善と悪の共存
すべての物事は善と悪、生と死というふうに相反した形で存在し、それらのバランスが維持され共存することで世界が成り立つとされています。そして、そのバランスが崩れると禍が起こると考えられています。 これは、私が興味を持ったポイントその2です。一人の人間にも、善の心と悪の心が共存している。何事にも、表と裏の考え方が存在し、どちらか一方が正しいというわけではない。 この考えは、昨今の世の中に足りない「寛容さ」を意味しているのではないかと思います。世知辛い日本の社会にも、ぜひ広まってほしい!

バリでは、白と黒のチェック柄の布をよく見かけます。道端の祠や、石像の腰に巻かれていたり、男性がお祭りのときに腰に巻いていたりします。白は善、黒は悪というふうに、相反するものを象徴しているのですって。 白黒チェックの布は こちら

●輪廻転生・因果応報
バリヒンドゥーでは、人は死んでも魂が残って祖霊神となり家族を守護します。そして祖霊神としての役目を終えると再び現世に生まれ変わると考えられています。
世の中には、まじめに働いているのに貧しい人もいれば、遊んでばかりいるのに裕福な人もいます。これは、前世での行いが影響しているのだそう。前世で徳を積んだ魂は、生まれ変わったときには幸運に恵まれ、前世で悪行を積んだ魂は、生まれ変わったときに苦難の人生を送ることになるわけです。前世から与えられた幸運/不運の人生をどう過ごすかによって、また次に生まれ変わったときの人生に影響を及ぼします。どんな状況においても善行を積んで生きれば、やがて魂は解脱して神と一体化することができますが、修行が足りなければまた人に生まれ変わるのだそう。

これは、私が興味を持ったポイントその3です。
人はそもそも平等などではない。自分が他人より不運であっても、他人のせいにしたり社会を恨んだりしないで済むための心のよりどころが、宗教なのだ。神に祈れば助けてもらえるわけではなく、献金をすれば救われるわけでもなく、自分の魂を救うのはほかでもない自分である。そう思えるようになることが真の「救い」なのではないでしょうか。宗教というのは本来そういうものだと思うのです。 教義を過大解釈し厳格化し、それに従わない人を拒絶したり罰したりすることが宗教ではないはずです。

輪廻転生や因果応報の考え方は仏教とよく似ていますよね。ちなみに、仏教では、現世での行いによっては人間界以外にも生まれ変わりますが、バリヒンドゥーでは、生まれ変わる先は人間界のみで、しかも同じ家系の中に生まれ変わるのだそうです。なので、赤ちゃんが生まれて3か月を迎える頃、何代か前のご先祖様の魂が宿ったとする儀式を行うんですって。3か月までは、まだどの魂も宿っていない、神聖な存在とされています。

バリヒンドゥーについて、私はまだまだ知らないことだらけですし、都合よく解釈しているだけかもしれませんが、自分が凹んだ時に、スーッと気持ちを楽にしてくれるような、身近で温かい宗教だという気がします。

  • 2025.03.05
  • 17:18

2024年7月1日

■【はじめに】新首都ヌサンタラで執務開始

インドネシアのジョコ大統領は、いよいよ今月から、新首都ヌサンタラで執務を開始するようです。また、今年の独立記念日(8月17日)の式典はヌサンタラで行う計画もあったようですが、どうやらジャカルタとヌサンタラの2か所で開催することになった模様。
ジョコ大統領の任期は間もなく終了となり、10月には新たな大統領に交代します。コロナ禍による移転事業の遅れなどもありましたが、任期中になんとかここまではこぎつけた、という感じでしょうか。


■【今月のトピック】若き双子のファッションデザイナー

「MAQUINN」という、インドネシア発のドレスブランドがあります。若い双子の姉妹、ジャニスとベニータが立ち上げたブランドで、今、世界のファッション関係者から高い評価を受けているのだそうですよ。ミラノコレクションに参加したこともありますし、今年の秋には、パリコレクションに参加するのですって。
そのMAQUINNがついに日本に上陸し、MAQUINN JAPANが設立されまして、これを記念して先日原宿にて展示会が行われました。 当日、私はたまたま会場の近くにいたのですが、スニーカーに綿パンといういでたちだったので、展示会に行く勇気はありませんでした。

なので、パンフレットだけ見たのですが・・・
そもそも私はオートクチュールなど、デザインが奇抜過ぎてよくわからないし、モデルさんのスタイルが良すぎて同じ星の人間とも思えず、縁のないものと思っていました。
しかし、MAQUINNの作品を見て、不覚にも興味を惹かれてしまいました。インドネシア伝統のバティックのセンスがいたるところに散りばめられています。生地そのものにバティック模様が用いられていたり、ビジューなどの装飾品としてあしらわれていたり。特に、このバティック模様をかたどったビジューは、西洋風のドレスにマッチするよう工夫されていて、とても素敵なのです。
ドレスにはたくさんの色が使われているのに派手ではなく、シルエットが奇抜過ぎないところも、身近に感じられる要因なんだろうなと思います。 ド素人でも感動できる、それこそが素晴らしいデザインなんじゃないかなと思っちゃいました。

こちらに、MAQUINN JAPANのデジタルパンフレットがあるので、ぜひ見てみてくださいね。
https://drive.google.com/file/d/1OrBG_tcT9jpPgLWcvorxwUTKxU0C_mjn/view

  • 2025.02.14
  • 14:36

2024年6月1日

■【はじめに】お得過ぎるクーポン

よく行くスーパーで、「某缶ビール350ml缶 195円引き」というクーポンをもらいました。次にそのスーパーに行ったときに、早速使おうと思ってビール売り場に行き、その缶ビールを探すと、なんと1本165円で売られています。
本来の値段より、値引き額の方が大きいって、変だよなぁ。「195円引き」って、6缶パックのことなのかな。でも今欲しいのは1本だけなんだよなぁ。 迷いつつも、1本だけ買ってレジで恐る恐るクーポンを差し出しました。そしたら、ちゃんと使えたんです!
もちろん、他にもいろいろ買ったので、チャリンと30円を貰ったわけではないのですが、結果的に缶ビールを只で貰えた上に30円儲かっちゃいました!
「あ、お客さーん、ごめんなさーい」って後ろから声を掛けられるんじゃないかと、大急ぎでスーパーを後にしましたとさ。


■【今月のエッセイ】海に沈む島

「地球温暖化による海面上昇」説、皆さんもご存じのことと思います。サンゴ礁の島からなる小さな国ツバルが水没の危機にさらされているという話も、耳にされたことがあるかと思います。「先進国が排出するCO2のせいで、太平洋に浮かぶ美しい島国が海に沈んでしまうのか」と、たいへんショッキングな感情を引き起こされますよね。

インドネシアでも、既に海抜の低いいくつかの小島が海面下に沈み、消滅しているそうです。また、先日NHK BSの番組で取り上げられていましたが、ジャワ島のような大きな島の比較的都市部に近い村でも、海水の流入に脅かされている地域があるのだそうです。道だったところには常に海水が満ちるようになってしまったため、人が行き来するために村民が自ら橋を築いています。人がようやくすれ違える幅の粗末な木の橋を、水かさが増すたびに作り直して凌いでいます。家の中も水浸しで、毎年50㎝も家の床をかさ上げせざるを得ないのだとか。
もちろん、地球全体の海面が1年で50cmも上昇しているわけではないので、この場合は地域特有の原因があるのでしょう。地下水を汲み上げ過ぎて地盤自体が沈下しているなど・・・。
北極の氷が解けているせいだと短絡的には考えられませんが、今まで陸地だったところが海になってしまう現象は実際に発生しています。しかも、地球温暖化の原因を創出している国とは程遠い国が危機にさらされてしまうのもまた事実。

環境破壊を自覚している国や企業が、いわゆる「地球にやさしい製品」を開発し、我々もそれを選ぶことで地球にいいことをしているような気にさせられていますが、地球にやさしい製品の開発に掛かる研究や製作工程、宣伝活動なども、環境破壊の一因なのではないでしょうか。我々も、地球にやさしく、と言いながら、そのせいで自分が不便になるのは嫌なわけですから、人間は生きている限り、環境を破壊していくのでしょう。

それどころか、北極の氷が解ければ、その下に眠っている地下資源が利用できるようになる、と狙っている国もあるそうです。海に沈みそうな島に防潮堤や治水技術を売り込もうと考えている企業も・・・。 あらゆることがビジネスチャンスなのですね。

  • 2024.10.30
  • 16:00

2024年5月1日

■【はじめに】サッカーアジア大会

カタールのドーハで行われているサッカー男子U-23アジア大会では、日本が準決勝でイラクを制し、決勝へ進出しました! これで、パリ五輪への出場が決まりましたね。
このアジア大会に、インドネシアは初出場しましたが、準々決勝で韓国に勝利したのには正直驚かされました。PKまでもつれ込んだ末の粘り勝ち、という結果でした。ちなみに、インドネシアチームの監督は韓国人だそうですね。
その後インドネシアは、準決勝でウズベキスタンに敗れてしまいましたが、3位以上がパリ五輪への出場権を得られるとのこと。5月3日の3位決定戦でイラクと闘って、もし勝てば、68年ぶりのオリンピック出場になるそうです!


■【今月のエッセイ】じゃがたらいも

じゃがいもは、「じゃがたらいも」の略ですよね。なぜ「じゃがたらいも」というかご存じですか? 日本にじゃがいもが伝来したのは1600年ごろで、オランダ人が持ち込んだのだそう。当時オランダが植民地化しつつあったインドネシアのジャガトラ(ジャカルタ)から持ってきたので、「じゃがたらいも」になった、という説が濃厚です。
でも、じゃがいもの原産地はインドネシアではなく、中南米。アンデス山脈からスペイン人が持ち帰ってヨーロッパに広まり、東南アジアを経て日本に伝わった、というわけです。
ちなみに、かぼちゃも、原産地はアメリカ大陸だそうで、じゃがいもと同様1600年ごろに、ポルトガル人がカンボジアから持ってきたので、「カボチャ」と呼ばれるようになったそうです。

じゃがいもって、煮ても良し、焼いても良し、揚げたら最高。おかずに、サラダに、オヤツに、ビールのお供に、そして主食にもなってとっても便利ですよね。常温で保存できて日持ちもする優れもの。日本中どこでも栽培できますし、ベランダでも簡単に育てることができます。私も何年か前にスーパーで買ってきたじゃがいもをプランターに植えてみたことがあります。丈夫で手間もかからず、虫もつかず、病気にもならず、3か月くらいで立派に収穫できました。

じゃがいもって、素晴らしい! じゃがいものような人間でありたい!

  • 2024.09.30
  • 22:22

2024年4月1日

■【はじめに】「天下一武道会」はバリ島?!

漫画家の鳥山明さんが亡くなられ、海外からも哀悼の声が聞かれましたね。私は、漫画はあまり読まないのですが、「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」のアニメ放送は見たことがあります。
ところで、ドラゴンボールに登場する「天下一武道会」の開催地「パパイヤ島」は、バリ島がモデルになっているのをご存じですか? パパイヤ島にあるお店の看板は、インドネシア語で書かれていますし、通行人はバリの民族衣装を身に着けています。天下一武道会の会場の入り口は、バリ寺院の割れ門そのものです。

インドネシアでもドラゴンボールは大人気です。作品は全42巻で完結していますが、インドネシアには幻の第43巻が存在するんですって。完結を惜しんだインドネシアの誰かが、勝手に創作しちゃったそうです。


■【今月のトピック】コッペパンと瓶牛乳

私が小学生だったころは、給食と言えばコッペパンに瓶の牛乳が定番。おかずはカレーや白身魚のフライなんかが記憶に残っています。揚げパンやフルーツポンチが出る日は楽しみでした。まあ、今思えばそれほど美味しくはなかったですね。
しかし、今の給食は、ちゃんと美味しくてとてもバラエティーに富んでいるのですってね。ご当地メニューがあったり、世界のいろんな国の料理が出てきたりするそうです。ルーマニア料理、トルコ料理、ブラジル料理など、大人だって食べたことのないような料理が出され、デザートも、アイスやケーキやパイなど、数種類から選べるんだとか。羨ましい~。でもコッペパンと瓶牛乳も、よい思い出です。

ところで、インドネシアはどうかと言いますと、公立小学校には基本的に給食はありません。授業は午前のみで終わります。生徒数が多い地域では、少ない校舎を有効活用するために午前・午後の交代制となります。午前の部の人はなんと6時半から授業が始まるそうですよ。日本人から見ると早いなぁと思いますが、インドネシアでは、イスラム教の朝のお祈りの時間が4時ごろなので、皆そのくらいには起きているんですって。

給食がない代わりに、ケータリング業者と契約している学校もあり、ランチが必要な場合は事前に注文しておくそうです。また、学校の行き帰りにご飯やおやつを買うことも普通になっているそうですよ。授業が終わる時刻になると、校門近くに出店を出して待ち構えている業者もいるくらい。 でも、お昼ごはんを子供に任せていると、甘いものばっかり食べてしまったり、あるいはお小遣いがなくてお昼ご飯を買えない貧困家庭の子供などもいて、少なからず問題になっているとのだとか。

インドネシアの次期大統領に当選したばかりのプラボウォ氏は、学校給食の全国的な無料提供を公約に掲げています。2025年にこれを開始する予定で予算を組み、既に試験的に提供を開始した学校もあると聞きます。インドネシア人はお米が大好きで、パンでは食事した気がしないそうですから、給食もきっとお米が中心でしょうね。

当選が決まったとはいえ、プラボウォ氏が実際に大統領に就任するのは2024年10月。就任前でも公約の実現に向けて早くも手を打つとは、なんとも素早いですね。
それに比べて日本の学校給食の無償化は自治体によってさまざまで、全国的に実施されているとは言えない状態。あっと今にインドネシアに追い越されそうですね。

  • 2024.09.01
  • 11:37

2024年3月1日

■【はじめに】イメージ戦略?!

先月、インドネシア大統領選挙が行われました。正式な結果はまだ発表されていませんが、事前の世論調査で支持率が50%を超えていたプラボウォ氏が、予想通り当選確実と見られています。
プラボウォ氏は、可愛いイメージキャラクターを作ってSNSでアピールしたり、集会に歌手やコメディアンを登場させ、ダンスを踊ったりして、音楽フェスのような盛り上がりだったそうですよ。親しみやすさを演出して、若者の支持を獲得したのも勝因の一つなのでしょうね。
インドネシアは平均年齢が32歳。 若者票の影響は大きいのでしょう。

様々な民族の、数億の国民から、いかにして票を集めるかにかかっているわけですから、お堅い正論ばかり唱えていてもダメなのかもしれませんね。結局は、「イメージ戦略」なのでしょうか。


■【今月のトピック】バリの正月「ニュピ」

インドネシアはイスラム教大国として知られていますが、バリ島は特殊で、ヒンドゥー教徒が大半を占めています。インド発祥のヒンドゥー教が、バリ島で独自の解釈の元、「バリヒンドゥー教」として定着しているのだそうです。島民の日々の生活もバリヒンドゥーの暦に従っています。 バリヒンドゥーの暦は特殊かつ複雑な周期で、太陽暦を基準に考えると正月の日取りが毎年異なります。今年の正月は、3月11日。この日は「ニュピ」と呼ばれ、盛大な儀式が行われます。

まず、ニュピの前日、つまり大晦日に相当する日は、「オゴオゴ」という悪霊を追い払う儀式が行われます。悪霊にお供え物をし、それを食べた悪霊を、楽器を打ち鳴らしながら追い払うのです。オゴオゴに見立てた巨大な人形が据えられた山車を男たちが担ぎ、町や村を練り歩くと、各家庭から追い払われた悪霊が人形に乗り移ります。夜遅くまで松明を燃やして大騒ぎをしながら練り歩き、最後に人形を燃やすんですって。

ちなみにオゴオゴ人形は、こんな感じです。
https://www.travelbook.co.jp/event/296

怖いけどどことなくユーモラスで、燃やすのが勿体ないくらいよくできていますよね。
「バリ島 ニュピ オゴオゴ」などのキーワードで検索すると、いろんな写真が見つかると思いますので、探してみてくださいね。

ニュピ当日は、悪霊が町を去っていくのを待つ日。人々は静かに瞑想しながら1日を過ごします。この日は「外出禁止」「殺生禁止」「労働禁止」「火や電気の使用も禁止」です。バリヒンドゥー教徒のみならず、バリ島に住んでいる人全員、そして観光客も、このルールに従わなければならないのです。 観光客はホテルから外に出られません。仮に外に出てもお店は営業していませんし、バスやタクシーも走っていません。大きなホテルであれば、屋内のレストランやスパを昼間だけ営業しているところもあるようです。夜は外に光が漏れないように、部屋のカーテンを閉め、最小限の照明で過ごさねばなりません。もちろん、予め用意しておいた食べ物やお酒を部屋で楽しむ分には全く問題ありません(笑)。

ニュピの日は、バリ島全体が静寂に包まれ、鳥の声や虫の声など、自然の音しか聞こえない一日となるのです。夜は真っ暗で、めちゃくちゃ美しい星空を見ることができるそうですよ。ぜひ一度体験してみたいものですね。

  • 2024.08.02
  • 09:31

2024年2月1日

■【はじめに】大安とか仏滅とか

冠婚葬祭をはじめ、ちょっとしたイベントを行うのにも、六曜を気にすることってありますよね。自分は気にしないけど人様が気にするから」と日取りを変更したり、何か失敗した時の言い訳に使ったり。
六曜って、6種類がただひたすら繰り返されているのかと思いきや、よく見るとそうではないですよね。いったいどんな法則になっているのだろうと思っていたところ、先日ひょんなことからその答えが見つかりました。

大河ドラマ「光る君へ」の初回放送の冒頭にいきなり陰陽師が登場したので、ちょっと陰陽師について検索してみたところ、六曜というのは陰陽師が使っていた暦法のひとつだと書かれていました。
新月の日、つまり旧暦で1日にあたる日は、六曜が決まっているのだそうです。1月と7月は「先勝」、2月と8月は「友引」、3月と9月は「先負」、4月と10月は「仏滅」、5月と11月は「大安」、そして6月と12月は「赤口」。つまり、新月を迎えるタイミングで順番がリセットされるということなのですね。


■【今月のエッセイ】バリの占い師

私が8年前にこのショップを開くにあたり、バリ島に初めて買付に行った時のお話です。
買付3日目の朝、ホテルを出て、今日はどんなものに出会えるかしらとワクワクしながら、街に向かって歩いていたとき、一台のバイクが後ろから私を追い越して停まりました。そして乗っていた男性がヘルメットを脱ぎながら私に話しかけてきたのです。日本語で。日に焼けた40歳くらいのインドネシア人です。これは何か売りつけようとしているに違いないと思い、やり過ごそうとしたのですが、やたらと熱心に呼び止めるので、足を止めました。
聞くとその人は、最初は私の正面からバイクでやってきていったん通り過ぎたものの、引き返して来たのだそう。なぜかというと、私がすごいオーラを放っていたからとのこと。ははーん、これはますます怪しい。

その男性、「ワタシは、占い師デス。」という。そして「あなた、スゴイ運持ってる。なにか商売始めるとイイよ。」と言うのだ。えっ、なぜ商売始めるってわかったんだろう、とつい身を乗り出してしまい、しばらく立ち話をしてしまいました。
結局、何かを売りつけられることもなく、「よかったらここを訪ねてきて」と名刺を渡して去っていきました。名刺の肩書には「Balian」と書かれていました。

Balian(バリアン)とは、バリ島で古くから聖なる力を持っているとされる占い師です。不思議な力で病気を治したり、呪いを掛けたり解いたり、神のお告げを伝えたりするのだそうです。Balianは誰でもなれるわけではなく、多くは世襲制で、占星術や暦法、薬草術などを代々受け継いでいるのだとか。

そんなBalianに「商売を始めるといい」と告げられて8年、おかげさまで楽しく商売をさせていただいております。
そういえば、あのBalian、「儲かるよ」とは言ってなかったなぁ・・・。

  • 2024.06.30
  • 11:38

2024年1月1日

■【はじめに】サボテン親子

当店のブログに何度か登場している植物のひとつに「カルメナエ」というサボテンがあります。3年ほど前に、近所の園芸店で一目惚れして購入したものです。丸っこくてちょこんと花を咲かせた姿が、それはそれは可愛らしかったのですが、その後の変形っぷりに、「騙されたー」と思ったものでした。 しかし、その体形の崩れた母からは子株がたくさんできて、株分けして増やしてみたところ、若かりしころの姿にそっくりな可愛らしい娘たちに成長したではありませんか!
真冬に咲いた小さな花は、私の毎朝の楽しみになっています。

サボテン親子の姿は、 こちらのブログでご覧くださいね。


■【今月のエッセイ】今年は大統領選挙

インドネシアでは、今年2月に大統領選挙が行われます。現大統領のジョコ氏は、憲法で定められた最長2期10年を務めて今年10月に退任となります。
次期大統領立候補者は3人います。支持率が一番高いのがプラボウォ氏(72才)。プラボウォ氏は元軍人で、ジョコ大統領と過去2回争って2回とも敗れています。次に支持率が高いのがガンジャル氏(55才)。ガンジャル氏は庶民出身で、ジョコ大統領と同じ政党に所属しています。この2人は、ジョコ大統領の路線を継承する意を示しています。最後の1人アニス氏(54才)は、ジョコ大統領の政策に批判的で、ジョコ大統領が進めてきた首都移転計画を見直そうとしているのだそうです。

アメリカと同様、インドネシアでは、大統領と副大統領とが2人1組で立候補するのですが、プラボウォ氏が副大統領候補に据えたのは、なんとジョコ大統領の長男ギブラン氏。
えっ、ややこしくない??
そうなんです、ややこしいんです。プラボウォ氏が当選すれば副大統領はジョコ大統領の長男、一方ガンジャル氏はジョコ大統領と同じ政党。どちらが当選しても、引き続きジョコ大統の影響力が及ぶことが否定できません。 しかも、ギブラン氏はまだ36才で、もともと立候補資格がなかったのに、立候補者登録開始直前に法律が変わり、年齢制限が押し下げられたのだそう。そのときの裁判所長官は、ジョコ大統領の義弟でした。

なんだか曰く付きの大統領選となりそうですね。

  • 2024.05.28
  • 15:08

店長挨拶

お立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。
当店では、お部屋にアジアンリゾートの雰囲気を添えるテーブルウエアやインテリア小物を取り揃えています。どうぞご利用くださいませ。

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脱・プラスチック!

当店は、天然素材を原料とした商品のみを扱うことは基より、商品をお送りするときの梱包資材にも、できる限りプラスチックを使用しないよう心掛けています。

プラスチックによる海洋汚染を減らすための取り組み。それは、プラスチックごみを
「減らす(Reduce)」
「再利用する(Reuse)」
「再生産する(Recycle)」
の3Rが基本と言われています。 政府や企業に任せておくのではなく、私たち一人ひとりにできること。まず、レジ袋やプラ容器やストローなどの使い捨てプラスチックをできるだけ買わない、使わない。廃棄するときにはリサイクルゴミとして処理する。わかってるけどついうっかり、を無くす。それだけでも少しずつ改善につながります。

便利なプラスチックをやめて、ちょっと不便になってみる。地球のために本気で取り組みませんか?

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定休日・臨時休業日は、発送作業をお休みさせていただきます。ご注文は常時お受けしております。

言葉の説明

インドネシア料理

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