2016年11月1日

2016/11/30

■【はじめに】スケジュール手帳

みなさんは、どんなツールでスケジュール管理していますか? スマホのアプリやGoogleカレンダーが主流でしょうか。でも、紙の手帳を愛用しているアナログ派も少なくないと聞きます。

私もそのアナログ派。数年前に気に入ったタイプの手帳に出会って以来、毎年同じものを購入しています。リフィルで売られているのも嬉しいところで、これまたお気に入りのカバーに毎年入れ替えて使っています。
会社に勤めていたころは、Outlookに入力して社内に公開する必要がありましたが、紙の手帳も手放せなくて、二重管理していました。が、今ではその必要もなく・・・。


なぜ敢えて紙の手帳なのか・・・。すぐに見られる、一目で見渡せる、など理由はいろいろありますが、何よりも紙に文字を書くことが好きなのではと自己分析しています。スケジュール管理の機能性のみならず、紙質や、罫線の色・濃さ・線種、さらにはペンの太さや滑らかさなど、書き心地に拘っている自分がいるからです。
心地よく文字が書けると精神にも良い影響があるような気がします。ついでに美文字が書けるともっと気持ちがよいのでしょうけど。

それから、自分の手で書いたものは、記憶に残る気がしています。後で見返すために手帳に書いているのに、書けば見返さずに済むというのもおかしな話ですね。


過去のスケジュールをずっと保存できるのも、紙の手帳ならでは。
手帳を開けばそのころのいろんなことが思い出されます。


■【お知らせ】イベントに出店します

11月12日(土)に、新宿文化センターで「踊りの祭典2016」というイベントが開催されます。海外文化交流を目的としたイベントで、大小のホールで色々な国の民族舞踊や民族音楽が披露されます。入場無料です。

エントランス周辺では、エスニック料理や民芸品の販売も行われます。そこに、当店も出店させていただくことになりました。
「Duta Melati(ドゥタ ムラティ)」というインドネシア舞踊グループがステージに出演するのですが、当店はこの舞踊団体の関係者として、インドネシアの民芸品を紹介しつつ、商品を販売させていただきます。従いまして、「TOKO PLUMERIA」の名前は表には出しません。(裏でちゃっかり宣伝します!)

10:00~17:00の間、1Fホワイエで出店しますので、もしもお近くにいらっしゃることがありましたら、お立ち寄りください。
「Duta Melati」の看板を大きめに掲げ、「TOKO PLUMERIA」の看板を控えめに掲げて、お待ちしています!


■【今月のお話し】 インドネシアの言葉と文字

インドネシアは、たくさんの島から成っていて、昔から地域ごとに別々の言葉が用いられてきました。それは方言の比ではなく全く異なる言語で、異なる地域の人同士では意思の疎通もままならない状態でした。
やがて、マレー半島あたりで使われていたムラユ語が、商業の繁栄とともにジャワ島やカリマンタン島に伝わり、15世紀ころまでにインドネシア全体に広く普及していったそうです。
17世紀からはオランダの占領下におかれますが、祖国の独立を目指した青年たちが、言葉の統一を図ることの大切さを謳い、ムラユ語は各地域に受け入れられてインドネシア語と呼ばれるようになります。そして第二次世界大戦後の独立とともに正式にインドネシアの統一言語とされたのです。

インドネシア人は、公式にはインドネシア語を使いますが、ご近所同士では現在でもその地域の言葉で会話します。日常的に2種類の言葉を使い分けているのですね。


私もこの仕事に携わるにあたり、少しインドネシア語を勉強しました。
インドネシア語はアルファベットで表記され、文法もシンプルです。単数形/複数形、現在形/過去形/未来形などのややこしい規則はありません。発音は、ほぼローマ字読みですから、日本人にとっては比較的学習しやすい言語だと思います。
例えば、「私」はインドネシア語で「saya(サヤ)」です。「名前」は「nama(ナマ)」です。「私の名前はサチコです。」は「Nama saya Sachiko.」 シンプルでしょ?!