■【はじめに】そもそも国って
国とは、どのようにしてできたのでしょう? 人類は、エチオピア辺りが起源とされているそうですが、そこから新天地を求めて旅立った人間がある地域に住み着いて社会を作り、喧嘩して追い出された人たちが、仕方なく別の土地に流れ着いて住み着き、そうやって自然と出来上がってきたのが国なのではないでしょうか。
ある時代になると「先進国」と呼ばれる国同士で都合よく国境を定め、まだ国と呼べない地域に侵攻して領土を増やす。ところが時代が進むにつれ「やっぱり侵攻はよくないよね」と言って国際法を作る。「戦争はいけませんよ」と言いながら武器を売る。「核を保有してはいけないですよ」と牽制し合いながら核兵器を開発する。そして脅しに使って他国を侵略する。もうめちゃくちゃじゃないですか。
私は、国家ってもう少し秩序と倫理を持って運営されているものと勝手に思い込んでいた気がします。国連も国際法も、いざとなったら何の役にも立たないのではないでしょうか。日本だって、海に囲まれているからと安心している場合ではないかもしれませんね。
■【今月のエッセイ】動物たちに癒されてみる
最近、ニュース番組やワイドショーでは、必ずと言っていいほど動物の動画コーナーがありますよね。ネット上で何度も見た動画だったりもしますが、やはり動物ってついつい見てしまいます。特に可愛いのが、シマエナガという小鳥。ご存知でしょうか? ゆるキャラ漫画から飛び出してきたような可愛らしさです。いつか、実物に会ってみたいものです。
さて今日は、バリ島の動物園に暮らす動物たちの写真をお届けします。数年前に私が撮った写真です。こんなご時世ですが、しばし現実逃避して動物たちに癒されてみてください。
オランウータン、サル、カンガルー、トラ、ヤギ。特に変わった動物の写真ではないのですが、悪しからず。
バリの動物園は、自然の森を利用して作られていて、探検しているような気分を味わえます。檻も広めで、動物たちも少しはゆったりと過ごせているように見えました。ゆったりと言っても捕らわれているのに変わりありませんが。
野生に生きる動物は、より条件の良い餌場を求めて縄張り争いをしますよね。ライオンやサル、それにきっとシマエナガだって、仲間同士で争うこともあるのでしょう。強いヤツに攻め込まれたら、すごすごと明け渡すしかないわけですけど。
動物は、必要以上に縄張りを広げたり、命を奪うことまではしませんよね・・・。